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   【パキスタン・イラン】  
 
【パキスタン】
1パキスタンルピー=約2円
【イラン】
1イランリアル=約74円

※両替レートは2005年12月前後
 




11/21 ワガWagah12:20 ⇒⇒⇒ 13:40ラホールLahore 

 
15パキスタンルピー           30km
ローカルバス(4番) 
   
コメント:
パキスタンに入国するとすぐあるロータリーからラホール駅行きの4番バスが出ている。中は男女で区切られており、前方の出入り口は女性専用なので注意。女性は前方の女性席が一杯になると後方の男性席に入って来て男性に席を譲れと言いドシッと腰掛けるのが普通。ここは超レディーファーストの国「イスラム」である事を実感。
ラホール駅から宿があるリーガルチョークまでは3番のバスに乗り7ルピー20〜30分。「リーガルチョーク!」と叫んでいれば誰かが助けてくれるだろう。


11/25 ラホールLahore8:00 ⇒⇒⇒ 12:40ラワールピンディーRawalpindi 



 
420パキスタンルピー           380km
デラックス高速バス(DAEWOO社) 
   
コメント:
ラホール〜ピンディー間は沢山のバスがあり、最低100ルピー位から行けるが安いバスは高速道路を使わないので時間が倍かかる。今回はパキスタンで一番高級なバス路線のデウー(韓国製)社が運営する定期バスを利用。前日に電話で予約するとシートナンバーがもらえる。リーガルチョークからスズキで30分南へ行ったカルマチョークの近くから出発している。「定時運行・飛行機並みのサービス」を売りにしており、乗客もそれなりの服装。車内では女性服務員がドリンクサービスをしてくれる。さらに液晶テレビの映画を上映。高速道路もキレイで途中SAで休憩があり、まさに日本の高速バスと同等クラスだ。ピンディーにはファイザバード付近の専用バススタンドに到着。ピールワダイBTまでは道で適当にバスを捕まえて15分10ルピー程度。


11/25 ラワールピンディーRawalpindi14:00 ⇒⇒⇒ 翌15:00フンザHunza
12/1  フンザHunza11:00 ⇒⇒⇒ 翌7:20ラワールピンディーRawalpindi
 



 
440パキスタンルピー(復路680ルピー)      700km×往復
ローカルバス(国営NATCO) 
カラコルムハイウェイ通過!  
コメント:
巨大なピールワダイBTから毎日14:00にフンザ(アーリアバード)まで直通バスが運行しており、国営NATCOと民営シルクルート社の2本。NATCOは学割(カオサン製OK)で440ルピー、通常は680ルピー。シルクルートは学割無しの730ルピー。憧れのカラコルムハイウェイを通ることができた。地震の影響も少なく意外に舗装状況がよくびっくりした。座席は少しリクライニングするだけなので快適性はシルクルートか。この時期夜は冷えるが、途中の休憩箇所で防寒具を買える。買おうと思えばライフルも買えちゃう。
ラホールから休憩をはさんで30時間の移動はちょっと疲れた。アーリアバードからカリマバードまではスズキで10ルピー。
復路はKKHが夜間走行となる為途中スマハナラという村でバスを5台くらい集結させ、そこからしばらくは軍人を乗せた護衛車を伴って走行。
※学生割引は1台に5人までで、復路は適応できず通常料金。


12/3 ラワールピンディーRawalpindi13:45 ⇒⇒⇒ 17:30ペシャワールPeshawar 



 
70パキスタンルピー           190km
ローカルバス 
   
コメント:
ピールワダイバスターミナルから多数出ているローカルバスに乗車、名物の「ギラギラバス」ではなく普通の派手なバスだった。ムガール帝国時代に舗装されたという歴史ある街道は整備されていて問題なくスムーズに移動。しかし少し出発が遅れてしまったのでペシャワールに着くと辺りは既に真っ暗になってしまい、BTは街から少し離れている為オートリクシャで移動を余儀なくされる(40RS)。だって夜のペシャワールはアフガン人だらけで怖いんだもん・・・
ピンディーからピールワダイBTは、ラジャバザールの「フォワラチョーク」から一本北に歩いた交差点が乗り合いスズキ(5RS)の乗降場所。


12/6 ペシャワールPeshawar7:00 ⇒⇒⇒ 翌10:20サッカルSukkar 



 
585パキスタンルピー(学生割引)      1350km
鉄道1等寝台6人個室(エアコンなし) 
   
コメント:
ペシャワール駅内DSオフィスで学生割引(50%オフ)をGET、通常料金は倍の1170ルピー。エアコン付1等とエアコン無しで迷うが、双方とも個室らしいので安さで「無し」を選択。今思うと多少金を出してもエアコン付を買った方が良かったと強く思う。いざ列車に乗ってみると、そのあまりにも激しい落差に愕然とした・・・エアコン付車両はクッション付きのマレー鉄道並み個室、方やエアコン無しは殺風景なインド2等寝台並み汚く異臭がする一応個室。走行中は度々大量の砂埃が窓から入ってきる為ベッド・荷物は見事に砂まみれ、さらに何故か我々の部屋は構造上トイレ付きになっており(車両一番隅のため)常に排泄物臭が立ち込める個室で27時間のロングトリップをするハメになった。。。
インドとは違い車内販売がほとんど来ないのには困った。食事も駅に着くたびにホームで急いで買い、出発し始めた列車に飛び乗ると言う連続。まぁそれはそれで思い出深い移動になった。


12/7 サッカルSukkar11:20 ⇒⇒⇒ 12:40ラルカナLarkana 



 
45パキスタンルピー      60km
ローカルバス 
   
コメント:
サッカル駅から6kmくらい離れたBTからモエンジョダロ近郊の町ラルカナまでの移動。特に書くこともないくらい全然普通のバス移動。
サッカル駅からは駅を右にでて3分歩いたチョーク(交差点)からBT行きのハイエース(10RS・25分)が出ている。ラルカナBTから市内はオートリクシャ(30RS・15分)になる。


12/9 ラルカナLarkana0:00 ⇒⇒⇒ 10:00クエッタQuetta 

カメラ紛失のため
画像無し・・・


 
270パキスタンルピー      470km
鉄道1等寝台4人個室(エアコンなし) 
 砂が無ければGOOD
コメント:
通常料金は540RSだが、ラルカナ駅内で学割を発行。クエッタ行きは1日1本で夜中発、エアコン寝台は無し。ホテルから駅まで数百メートルだが、警察官が護衛してくれた。寝台席は車内で車掌に聞くまでわからないが、全部警察のおっちゃんが手伝ってくれた。いいヤツだ。
パキの鉄道は需要が少なく、4人個室(トイレ付き)を3人で使用、あまり使っていないようで上段ベッドには砂が積もっていて、払拭作業に20分位かかった。動き出すと快適で朝まで熟睡。しかもクエッタ着はジャスト定時!よっぽど列車が少ないのかな?
ちなみにラルカナからクエッタにバスで行く場合は「ミロカンチョーク」と言う場所から日に2本(17時・18時発)出ているが、学割が効けば列車の方が楽だろう。


12/9 クエッタQuetta17:00 ⇒⇒⇒ 翌6:00タフタン(パキ側国境) 

カメラ紛失のため
画像無し・・・


 
300パキスタンルピー      580km
バス(エアコン付)
   
コメント:
ムスリムホテル近くのバス会社で手配。エアコン無しのバスはボロイのでエアコン付を手配。BTまでの送迎付き料金。
国境行きだけあってバスに着くと既にバスから荷物が溢れていた。トランク・屋根・通路までも荷物だらけで私の荷物はカバーを掛け屋根に積まれた荷物の上(カバー無し)に強引に紐でくくり付けられる。荷物が落ちないか心配な一晩だった。道は舗装されており昔の超ガタガタ道ではなくまずまずだった。
早朝国境から2km離れた町(たぶん契約ホテルの前)で降ろされる。少し休憩した後、ピックアップトラックを捕まえ(10ルピー)国境へ。



12/10 ミールジャーヴェ(イラン国境)9:30 ⇒⇒⇒ 10:20ザーヘダーンZahedan 

カメラ紛失のため
画像無し・・・


 
30,000リアル      90km
乗り合いタクシー
安ければ最高だが   
コメント:
国境を越えると乗り合いタクシーが待っていた。旅行人情報にあった乗り合いバスで行こうと思ったが、何故かものすごい高く時間もかかるので手段は実質タクシーがベター。しかしタクシー同士が協定を組んでおりザヘダーンからひとり15,000リアルの距離が国境からは倍の30,000リアル!30分くらい交渉したがそれしか手段がないので渋々利用。
車は新型で途中150kmくらいのスピードで激走、かなり快適だった。あっという間にザヘダーンの街に到着。


12/10 ザーヘダーンZahedan11:40 ⇒⇒⇒ 16:30バムBam 


もう1台のカメラで撮影
 
25,000リアル      330km
バス エアコン付新型VOLVO製
 トラブルあり  
コメント:
ザーヘダーンの新しくキレイなバスターミナルで手配。バス会社は色々あるが、言葉が通じないのでタクシーの運ちゃんの案内した会社を利用。バスは新型ボルボ製で車内は少し暑いくらい快適。連日の移動の疲れかいつの間にか熟睡・・・目的地前で起きて夕焼けを写真に収めようとすると、「バッグの中にカメラが無い!」。確かにバッグにしまったはずだが・・・と探している間に目的地に到着。バス乗務員も乗客もロクな英語が話せず、警察を呼ぼうとしたが全く通じない。保険も使い切っているので今回は泣き寝入り。。。。。(・・、)
しかし乗務員も若干怪しい行動があっただけに、限りなくグレイなバス会社だった。バス会社選びは慎重に!ちなみにバス会社名は「HAMSAFAR SHAMS」、イランのバス会社はそれぞれ会社番号を持っているが、この会社は番号無し。


12/12 バムBam15:00 ⇒⇒⇒ 23:40ヤズドYazd 



 
45,000リアル      590km
バス エアコン付新型VOLVO製
   
コメント:
地震でBTが無くなっている為、アルグ広場周辺にプレハブのバス会社オフィスが並んでいて、全てのバスがそこから出発している。ヤズド行き直行便は現在無く、夜行バスを途中下車する形になり、ヤズドの到着時間が深夜になりよろしくない。ケルマーンで乗り換えた方が賢明だろう。
バス自体はものすごい快適で8時間の移動も特に問題なし。ビニールシートがまだ付いている位新しい車両だった。
ヤズドは郊外の幹線沿いで降ろされ、タクシーも深夜料金で高く通常の倍くらいだった。


12/16 ヤズドYazd21:15 ⇒⇒⇒ 翌5:20テヘランTehran 



 
45,000リアル      670km
バス エアコン付新型VOLVO製(セイロサファリ社)
   
コメント:
ビザ取得の為予定を変更して首都テヘランへ移動。ヤズドの旧市街にあるオフィスで予約。今回は「イランで一番人気」と呼ばれているセイロサファリ社を利用。利用してなるほど!客層が全然違う。最近移動でグレイな紛失事件にあった旅人が安心して乗るには絶好のGOODカンパニー。トランクに入れる大荷物には必ず番号製タッグが付くので安心安心♪値段はホンのちょっと高い(数十円単位)けど、シートピッチも広いし、サービスのお菓子も美味しいので満足。
テヘランには高級バス会社が集まるベイハギーBTに到着。「1−22番」市バスでエマーム広場まで行ける。


12/20 テヘランTehran12:30 ⇒⇒⇒ 18:30エスファハンEsfahan 



 
33,000リアル      420km
バス エアコン付新型VOLVO製(セイロサファリ社)
   
コメント:
前回に引き続きセイロサファリ社。前日にチケットを購入したが、ヨルダン大使館が「大使様昼食延長」の為ビザ発給が翌日になり一旦チケットをキャンセル。しかし笑顔で全額払い戻ししてくれた。翌日朝大荷物をベイハギーBT内営業所で預かってもらう(チケットを後で買う約束をして)。なんともまぁサービスの良い会社だ。ますますセイロファンな今日この頃、移動の6時間も全然苦にならず。エスファハンには北BTに到着。
エマームホセイン広場までバスで1本500Rls。


12/25 エスファハンEsfahan9:30 ⇒⇒⇒ 17:30シーラーズShiraz 



 
33,000リアル      480km
バス エアコン付新型VOLVO製(IRAN PAYMA社)
   
コメント:
エスファハン南BTにて手配。セイロサファリ社が朝発の便を運行していない為、他の会社を紹介してもらう。シートピッチはセイロサファリよりやや狭いし、荷物のタッグも使わなかったが、特に問題はなし。セイロのサービスが良すぎるのでついつい高望みしてしまう。
エマーム広場から南BTまでは「301番」の市バス(500Rls、番号は前面の上部に小さくペルシャ文字で書いてあるので分かりづらい)で行くが朝は激混みのため荷物を持っているとまず乗車は不可能。タクシーで15,000Rls。
シーラーズはカーラーンディーシュBTに到着。橋を渡ったヴァリーイェアスル広場から「70番」市バスでショハダー広場まで10分・300Rls。


12/27 シーラーズShiraz9:00 ⇒⇒⇒ 10:00マルヴダシュトMarvdasht
12/27 マルヴダシュトMarvdasht14:00 ⇒⇒⇒ 15:00シーラーズShiraz
  2,500リアル×往復      100km
ミニバス
   
コメント:
ペルセポリスへの移動。シーラーズのカーラーンディーシュBTからミニバスが頻発。人数が揃い次第出発。
マルヴダシュトからペルセポリスは乗り合いタクシーでひとり5,000Rls。そこからナグシェロスタム(アケメネス朝王墓)まで足を延ばす場合はタクシーチャーター1時間25,000〜30,000Rls程度。


12/27 シーラーズShiraz22:30 ⇒⇒⇒ 翌0:00マシュハドMashhad 





↑離陸から着陸まで座席倒しっぱなしのネエちゃん
430,000リアル      (1,000km)
飛行機(イランエアー:ロシア製TU-154M)
   
コメント:
ビザ取得でテヘランに寄った関係で移動パターンがイビツになり重複してしまう為、飛行機を利用。イランは国内線が安い事で知られており、最近は若干値上げしたものの、東京ーソウル間と同じ距離を乗って日本円で約5,800円。ちょっと前は3,000円台で移動できたようだ。だいぶ値上げしていたので航空会社のオフィスで少し迷ったが、カウンターのイラン人女性が超美人だったので勢いでチケット購入。ホントは値段を聞きにいっただけなのに・・・。でも飛行機もかなり好きな管理人は久々の飛行機移動に大喜び。大陸横断に関係ないところはドンドン飛行機使っていきます!
イランの航空事情は規則がダラダラらしく、座席はもちろん自由席だし(チケットには一応席番表示あり)、離着陸時にシートをリクライニングさせてようが、座席のテーブルを使ってようが、荷物を空いた座席の上にそのまま置いていようがおかまいなし。興味深かったので着陸時に上記+シートベルトをせずにいたが全然おとがめは無かった。それはそれで「航空規制への小さな反抗」として貴重な思い出になった。満足。
1時間半のフライトだが、機内食も出てその日4食目をがんばってお腹に納める。機材はロシア製TU-154M、アジアではあまり見かけない機材だったのでこれにも満足。着陸もスムーズで、やはり軍人の多い国はいいパイロットが多いと感心。
マシュハド空港からはメータータクシーが走っており、夜中だがぼられずに20,000Rlsでバザーレ・レザーに到着。


12/29 マシュハドMashhad20:00 ⇒⇒⇒ 翌10:00テヘランTehran 



 
65,000リアル      900km
バス エアコン付ベンツ製2階建てバス(セイロサファリ社)
   
コメント:
マシュハドからは各社のバスが頻発していたが、事前にテヘランでチケットを購入していたセイロサファリ社を利用。2階建てバスで見た目はよかったが、天井は低いし揺れが大きいので個人的には通常のボルボ製バスがよい。夜行バスに慣れているので寝て起きたら時間通りにテヘラン到着(ベイハギーBT)だった。
しかし、トランクに入れておいた荷物に「酢」の臭いがする液体が付いてしまい、暫く「酢」臭いバックを担ぐハメになった。


1/1 テヘランTehran16:00 ⇒⇒⇒ 翌12:20バンダルアッバーズBandarAbbas 



 
88,700リアル      1,500km
鉄道 1等寝台(エアコン付6人個室)
   
コメント:
事前にテヘラン市内の旅行会社でチケットを購入。全席エアコン付で1等は6人個室。外は寒いけど中は半袖で居れる位暖かかった。寝台は190cm程ありGOOD、枕・シーツ・毛布も完備。車内では飲料水・ジュース・お菓子が少しずつサービスで付いている。食堂車・ミニ売店も車内にあり言う事なし。あえて言えばベッド(座席)のスプリングがヘタっていてお尻が痛かった・・・。
同室のイラン人男性はみんなイイ人で、運よく英語を少し話せる人が2人もいたので会話も弾んだ。分厚い文庫本を2冊読んだのであっという間の20時間だった。ちなみに男女はもちろん別部屋。
テヘラン・エマーム広場から駅までは市バス4−25か4−12で直通。バンダル駅からエマームホメイニー通りや海岸部までは乗り合いバス(1000Rls・15分)、そこから港まではタクシーで10,000Rls程度。


1/2 バンダルアッバーズBandarAbbas21:00 ⇒⇒⇒ 翌9:30シャルジャSharjah 



 
45US$      250km
国際船 カーフェリー・自由席
   
コメント:
船会社(Valfajre8Shipping)のテヘラン事務所にてチケットを購入、でも実施は当日購入でも全く問題なし。だって国際航路のくせに自由席なんダガヤ!席はリクライニングのしない普通のフェリー仕様で寝るなら勝手に横になれという感じ。幸い乗船率が30%くらいだったので空いた席を見つけ横になる事に成功。予定出港は21時だが、船に入るとまず夕食が出る。それを知らない私はガッツリ食事を済ませており泣きながらチキンを口に押し込んだ(ウェッぷ)。。。朝食もパンと紅茶が付く。
ナンダカンダで出港したのは23時、シャルジャ到着は時差が30分あるので実質は10時間の航海だった。至る所に日本語表示があり、船は以前日本で使用した中古船のようだ。
運行は週2便(月・土)。近くのバンダレレンゲという町からはドバイ行きの高速船が週3便(日・水・土、所要6時間$55)で出ている。
シャルジャからドバイまではローラスクエアからミニバスが頻発(30分・5DH)。



ページ合計9,790km

総移動距離47,280km

 
     
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