TOP移動情報一覧 > 移動南米編その1  

   
  【アルゼンチン・チリ】  
 
【アルゼンチン】
1AP(アルゼンチンペソ)=約39円
1US$=3.1AP
【チリ】
1CP(チリペソ)=約0.22円
1US$=530CP

※両替レートは2007年2月前後



1/24 ブエノスアイレス 21:30 ⇒⇒⇒ 翌15:30 プエルトマドリン



 
156Aペソ   約1400km
2階建てバス(セミカマ・ANDESMAR社) 
   
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鉄道レティーロ駅横のバスターミナルから南極クルーズを途中乗船する為に移動。アルゼンチンのバスは世界一と言われている位の設備を誇る。日本の普通のバスが、こちらではエコノミー。飛行機で言えばビジネスクラスが「セミカマ」、ファーストクラスが「カマ」、その上に「プレミア」というクラスもある。トイレ付は当たり前。エコノミーは120ペソ程度。
今回は取りあえずセミカマに乗ったが、大柄な管理人も足を真っ直ぐ伸ばせるゆったりシートで18時間の移動も特に疲れは無かった。フットレスト・枕・毛布・簡単な食事も毎食付く。今回は大手路線のANDESMAR社を使ったが、コンピューターで行った予約が当日消されていたり、他の旅人からも多々トラブルを聞いた。
ブエノスは鉄道駅横の大バスターミナルから出発するが、BT内で置き引きが多発しているので荷物管理には注意が必要。日本旅館からは50番コレクティーボで終点がレティーロ駅なので、下車後徒歩3分。
プエルトマドリンはセントロ北西のBTに到着。

1/26 プエルトマドリン 7:30 ⇔ 17:00 バルデス半島



 
80Aペソ   約400km
貸切ミニバス 
   
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ゾウアザラシやペンギン・シャチ・クジラで有名なバルデス半島ツアーへ参加。街中の旅行代理店で聞いたツアー代の相場は70〜90ペソ程度だが、今回は南極ツアーのメンバーで日本人が9人いたので、交渉後一人80ペソで貸切をした。
通常の寄せ集めツアーよりも10ペソ(400円)高かったが、その分滞在時間などで融通が利いたのでよかった。残念ながら時期外れだったためクジラは観れず、シャチも観れなかったが、イヤというほどのアザラシを観ることができた。ツアーは宿泊した宿経由で申し込み。

1/27 プエルトマドリン 17:00 ⇒⇒⇒ 2/11 8:00 ブエノスアイレス 


ホワイトベースをイメージさせる全長300mの堂々たる外観


船内とは思えぬ吹き抜けのロビー
 
US$1399 (全行程の食事代・税金込)   
豪華客船ゴールデンプリンセス (プエルトマドリン→フォークランド諸島→南極半島→ケープホーン→ウシュアイア→プンタアレナス→モンテビデオ→ブエノスアイレス)
   
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12月〜3月がシーズンの南極ツアーをネットで検索していたところ、南アフリカ滞在時に旅友の「タビフーフ」さんが偶然見つけた格安ツアーを紹介してくれたので便乗して申し込み予定を早め南米へ飛んだ。
南極ツアーは通常ウシュアイアから出発し、2007年の相場はUS$3,000程度だったが、今回乗った船は全く趣旨が違うもので、基本的に世界一周をしている豪華クルーズ船が偶々南極方面を航海し、定価$5000程度で売られているものが出発間際の叩き売りで何と75%オフだった。  
南極へ行く船は大きさが普通5千〜1万トンだが、この船は11万トン!デカイ! 乗船客数は2300名、従業員だけでも1000名居るという怪物船。船内はほぼ年配のアメリカ人カップルで、毎日6時以降は軽装禁止。週に一回は「フォーマルデー」という日があり、食事はタキシード又はスーツが必要!ということで、ブエノスアイレス到着後は背広やネクタイ探しに奔走した。
船内設備はメイン食事会場4箇所・レストラン3軒・バー8軒・カジノ・映画館・プール4箇所・ジャグジー6箇所・フィットネスジム・美容院・ネットカフェ・免税店などまさに巨大ホテル。
本来はリオデジャネイロ発の23日行程だったが、日程的に間に合わないので同料金で途中のプエルトマドリンから乗船した。船が巨大すぎて残念ながら南極には上陸できなかったが、ウシュアイアから行く南極船とは一味違った良い船旅だった。
http://www.cruisevacationoutlet.com/

1/29 スタンレー(フォークランド諸島) 8:45 ⇔ 16:20 ボランティア海岸



 
US$160   往復約200km
パジェロ(現地人の小遣い稼ぎツアー) 
   ツアー内容は◎
コメント:
南極クルーズでフォークランド諸島に1日停泊した際、世界一のキングペンギンコロニーがあるというボランティア海岸を目指した。クルーズ船主催のツアーは人員が多すぎる為、港近くのキドニー湾ツアーしかなかった。それでも島中の旅行会社が総動員している為ココまで行けるかどうか微妙だったが、当日はどこかでクルーズ船の情報を手に入れた現地人(主に退役軍人のおじさん)が何台か集まってゲリラツアーを実施していた。
ボランティア海岸へのツアーは通常でも3人集まってUS$100以上するのでパジェロに6人乗ってギュウギュウの割りにはやや割高だったが致し方なし。その分体長約1mのキングペンギンが2000匹という途方も無い大群を観る事ができた。

2/12 ブエノスアイレス 18:20 ⇒⇒⇒ 23:00 ウシュアイア



 
392Aペソ 
アルゼンチン航空 
   
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予定では2/5にウシュアイアで下船する予定だったが、クルーズ船があまりにも心地よかったのでそのまま最終寄港地のブエノスアイレスまで乗ることにした。ウシュアイアに1日停泊したので現地のアルゼンチン航空オフィスで最安の約US$120を購入。この価格帯は最短約1週間先からの価格帯で、この次に約US$210・US$260と高くなっていく。
ネットからでも予約できるが、航空会社に直接行った方が残席が多いようだ。当日は15時半発の予定が約2時間遅れ。出発は国内線の空港なので注意。コレクティーボ33番で空港の前まで行ける。
ブエノス−ウシュアイア間はバスで繋いでもほぼUS$120掛かる。

2/17 ウシュアイア 6:00 ⇒⇒⇒ 23:00 リオガジェゴス



 
117Aペソ   約650km
大型2階建てバス(セミカマ・TAQSA社) 
   
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ウシュアイア−カラファテ間のバスは直行ではないが、TAQSA社がリオガジェゴス経由で運行している。この路線はマゼラン海峡が天候次第で遅延が多々あるが、バスはリオガジェゴスで待ってくれるので安心。この日も約5時間遅れたがバスは待っていてくれた。その代わりカラファテに真夜中着となったが。。。
チケットはウシュアイア市内のアルゼンチン航空オフィス左斜め向かいの旅行会社で扱っている。出発は港付近のガソリンスタンド横にあるBT(駐車場?)から早朝に出る。ガソリンスタンドは24h営業なのでそこで待機すると良い。
途中、チリ領内を通る為に出入国するが、アルゼンチン側のイミグレが大変アバウトなため、以前のアルゼンチン入国の際貰った日付印入りの入国カードを集めなかったり、また再入国の際同カードを渡さなかったりするので注意が必要。次の出国の際モメ事になる可能性大!
リオガジェゴスには清潔なBTに到着。すぐ裏手にあるピザ屋は美味しい。

2/17 リオガジェゴス 23:45 ⇒⇒⇒ 翌3:30 エルカラファテ



 
33Aペソ   約320km
大型2階建てバス(セミカマ・TAQSA社) 
   
コメント:
チケットはウシュアイアでまとめて購入済み。ガジェゴス着が5時間遅れたが、殆どの乗客がカラファテに行く為バスはちゃんと待っていてくれた。臨時に用意したためか、車内はガラガラで2席分を使いゆったりの移動。
特に問題なくカラファテに到着したが、真夜中だった為BT内のベンチで夜明けを待つ。偶然BT内旅行会社(フレディ社)付近で無線LANが拾えたため、朝まで無料ネットをやり過ごした。
BTからFUJI旅館までは徒歩15分程度。

2/19 エルカラファテ 11:00 ⇒⇒⇒ 12:30 ペリトモレノ氷河
2/19 ペリトモレノ氷河 17:00 ⇒⇒⇒ 18:40 エルカラファテ





 
120Aペソ(チャルテン往復とセット料金)   往復約160km
ミニバス(TAQSA社) 
   
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カラファテ−ペリトモレノ氷河の往復バスはカラファテBT内各バス会社でチケットを販売している。朝発・昼発・午後発とあるが、午後のほうが氷河の崩落が多い為11時発の便にした。15時発のもあるが、この便は帰りが寒くなるので避けた。チャルテンの往復とセットで買うとちょっとお得。現地での遊覧船(30ペソ)はオプションで、混雑時は買えない事もあるので注意。どうしても船に乗りたい人は予めツアーに申込んだ方が無難。FUJI旅館で申込むと通常80ペソのツアーが72ペソになる。ツアーとの違いは「ガイド」が付くか付かないか。
氷河周辺は物価が高い為、食事や飲み物は予め用意した方がよい。。

2/20 エルカラファテ 8:00 ⇒⇒⇒ 11:30 エルチャルテン
2/21 エルチャルテン 19:00 ⇒⇒⇒ 23:00 エルカラファテ



 
120Aペソ(チャルテン往復とセット料金)   約500km
大型バス(セミカマ・なぜかMARGA社) 
   
コメント:
フィッツロイ山を観に行くため、チャルテンに移動。チャルテンからそのまま北上してバリローチェに行く手段もあるが、ツアーバスになる為、カラファテに戻って北上した方が安上がり。
この路線は途中から未舗装道になる。チャルテンはATMすらないド田舎でBTは無し。バスは街中にあるMARGA社オフィス前に発着。往復チケットはオープンなので、復路は現地で予約ができる。

2/26 エルカラファテ 12:00 ⇒⇒⇒ 16:25 リオガジェゴス



 
33Aペソ   約320km
大型バス(セミカマ・MARGA社) 
   
コメント:
カラファテBT内にある旅行会社「フレディ社」でメンドーサ行きのチケットを買う。リオガジェゴスまではMARGA社扱い。
このMARGAというバス会社は新興のバス会社で、国内バスの低価格化を促進している優良企業らしい。荷物は自分で出し入れする代わりにポーター代撤廃などを実施している。特に問題なくリオガジェゴスBTに到着。

2/26 リオガジェゴス 18:30 ⇒⇒⇒ 2/28 12:00 メンドーサ



 
315Aペソ   約3100km
大型2階建てバス(セミカマ・ANDESMAR社) 
   
コメント:
乗務員の態度が悪いのであまり利用したくないANDESMAR社だが、メンドーサ直通がココしかないので渋々利用。カラファテでチケットを購入した場合、座席番号の入ったチケットはリオガジェゴスのBT内オフィスで本通が貰える。前回同様ショボイ食事付。朝食はクッキーだけだし、ちょっと寝ているとすぐ配膳を飛ばされる。荷物係も外人にはチップを多めに請求するし、やっぱり乗務員の態度は悪い。その代わり座席だけは革張りで座り心地がいいので2泊3日の長旅(3000KM!)だったがそれ程疲れは感じなかった。
メンドーサには町外れの大きなBTに到着。

3/1 メンドーサ 9:45 ⇒⇒⇒ 17:10 サンチャゴ



 
50Aペソ   約380km
大型バス(セミカマ・TURBUS社) 
   
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メンドーサ−サンチャゴ間は天気が良ければ南米最高峰のアコンカグア山を観る事ができる。メンドーサ発なら是非右側の席を確保しよう。この路線は大型バスの他にBTからワゴンやマイクロバスが頻発しており、厳しいチリ国境の問題のあってワゴンのほうが断然速い。私は眺めを優先して、チリの大手バス会社であるTURBUS社を利用した。ショボイバス会社だと故障も多いので注意。ここのチリ側国境は本当に検査が厳しく、通るのに2時間近くかかった。両替は多少レートが悪いが国境でできる。サンチャゴにはサンチャゴBT横のTURBUS社専用BTに到着、地下鉄駅と繋がっているので移動に便利。



3/3  サンチャゴ 9:10 ⇒⇒⇒ 12:10 イースター島
3/14  イースター島 12:30 ⇒⇒⇒ 19:10 サンチャゴ



 
US$515(往復代金)  
ランチリ航空利用
   
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チケットは1月の終わりにブエノスアイレスからサンティアゴのLAN航空に直接電話をして予約。ネット屋やブエノスのLANオフィスでも格安チケットは予約できるが色々試した結果、サンティアゴが一番枠を持っているようだった。カード払いで即時決済。稀に380ドル前後の格安料金もでるらしい。600ドル以下のチケットは結構取りにくいし、日替わりで空席が出たりするのでこまめにチェックしたほうが良い。裏技として、予定より長期間の安いチケットをとにかく予約しイースター島に到着後、50ドルの変更料で復路を再予約するという手もある。
機材は新しく、復路便は日本語の映画も観れるモニター付だった。
サンティアゴ市内から空港までは、地下鉄ロスエロエス駅近くの空港行きシャトルバスで1200チリペソ、20分に1本程度運行しており所要40分程度。サンティアゴBTからも出ている。空港内は置き引き等が多発しているので要注意。イースター島の空港は各ホテルが送迎バスを出しているので殆ど無料。

3/7 ハンガロア村 14:00 ⇔ 3/8 14:00 イースター島一周



 
37,800チリペソ/9人乗車     約120km
レンタカー(シボレー・ピックアップトラック)
   
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イースター島内は公共交通機関が無いので島内観光をするときは高いツアーに参加するか、車・バイク・原付・馬などをレンタルして周るのが通常。村内に多数のレンカー屋があるが、カイネネスーパーマーケットから南へ100m位歩いたレンタカー屋がディスカウントをしてくれ、対応もよかった。気のいいオジサン&オバちゃんが経営している。
車の状態も良好で快適なドライブだったが、旅行者の事故が後を絶たない。途中は未舗装路になったり、道に穴が空いていたりするので原付を借りる際は特に注意が必要。保険は利かない(島に存在しない)ので破損は全額負担になる。私が滞在中も同じ宿で原付事故者が2名居た。

3/15 サンチャゴ 14:30 ⇒⇒⇒ 16:20 ビーニャデルマル



 
2500チリペソ   約150km
大型バス(エコノミコ・LAS del SUL社) 
   
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首都サンティアゴから海辺の町ビーニャまでの近距距離移動。サンティアゴBTから各社のバスが頻発してるので特に予約は必要なし。大手のPULLMAN社やTURBUS社も出しているが、3600チリペソ前後。色々探した結果最安だったラス・デル・スル社というバスを利用。時間帯が中途半端だったせいか、席はガラガラで2席を占領できたし特に問題は無かった。通常はビーニャのBTに着くらしいが、このバス会社は弱小バス会社のせいかBTには入らず、鉄道駅近くで全員降ろされた。日本人経営の快適宿「汐見荘」まではタクシーコレクティーボの86・88番でひとり400ペソ。2番でも近くまで行く。


3/25 ビーニャデルマル13:00⇒⇒⇒14:50サンチャゴ15:30⇒⇒⇒翌15:50サンペドロ・デ・アタカマ



 
3700チリペソ+22800チリペソ   約1950km
大型バス(セミカマ・TURBUS社) 
   
コメント:
ビーニャからアタカマまでは、カラマという町まで行って乗り換え後4時間移動するか、サンティアゴからになる。時間・料金はどちらも似ているので確実に翌日到着するサンティアゴ経由にした。夕食は付かなかったが、車内は至って快適、途中のBT休憩で食べたアボガド&ソーセージのホットドックが美味しかった。TURBUSの車はバス前面部の電光掲示板で毎回出発時刻を表示してくれるのでありがたい。南米では唯一出発時間を守る律儀な国チリならではのサービスだ。サンティアゴはサンティアゴBT横のTURBUS専用BT発着。BT内にATMも完備。ド田舎アタカマには町北東部の空き地(一応BTのようだが)に到着、中心部までは徒歩で3分。










ページ合計約9,650km

総移動距離約114,860km

 
     
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